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支出済額は12,005,075千円で,前年度に比べ861,376千円(7.7%)増加している。

これは主として,介護認定者などの増加により,保険給付費が492,443千円増加 したためである。

総務費は218,167千円で,前年度に比べ2,985千円(1.4%)増加している。

保険給付費は11,055,817千円で,前年度に比べ492,443千円(4.7%)増加してい る。これは主として,介護サービス等諸費が416,510千円増加したためである。

地域支援事業費は237,603千円で,前年度に比べ15,926千円(7.2%)増加してい る。

基金積立金は392,999千円で,前年度に比べ357,399千円(1,003.9%)増加して いる。

諸支出金は50,781千円で,前年度に比べ16,490千円(24.5%)減少している。

介護保険の加入状況等は,次のとおりである。

区 分 単位 27年度 26年度

2.7

4 財産に関する調書

公有財産,物品,債権及び基金の年度末現在高は,次のとおりである。

(1) 公有財産

ア 土地

土地の当年度末現在高は5,089,777㎡で,前年度末に比べ6,334㎡(0.1%)増加 している。

増加した主なものは,国史跡金田官衙遺跡用地(中根・金田台)4,121㎡,小田 城跡用地1,423㎡の購入及び都市下水路管理用地658㎡の購入である。

イ 建物

建物の当年度末現在高は605,300㎡で,前年度末に比べ1,065㎡(0.2%)増加し ている。

増加した主なものは,竹園東中学校体育館の改築1,495㎡で,減少した主なもの は,市営古館団地408㎡及びゆかりの森屋外ステージ154㎡の解体である。

ウ 有価証券

有価証券の当年度末現在高は12,425,650千円で,前年度と同額である。

356,161 3.0

千円 12,297,244 11,941,037 356,207 3.0

積 立 基 金 千円 12,059,497 11,703,336 基

  金

運 用 基 金 千円 237,747 237,701 0.0

271.8 その他の債権 千円 2,048,653 1,788,499 260,154 14.5

650,270

910,424 44.9

千円 2,938,203 2,027,779

46 債

  権

貸 付 金 千円 889,550 239,280

868,079 7,939 0.9

1,381 1,354 27 2.0

604,235 1,065 0.2

12,425,650 12,425,650 0 0.0

26年度末現在高 増減高 増減率(%)

5,089,777 5,083,443 6,334 0.1

物 品

単位

㎡ 千円 千円 点 出 資 に よ る 権 利

区 分

土 地

建 物

有 価 証 券

公 有 財 産

27年度末現在高

605,300

876,018

エ 出資による権利

出資による権利は,次のとおりである。

(単位:千円,%)

出 資に よる 権利 の当 年度 末現 在高 は8 76, 01 8千 円で ,前 年度 末と比べ 7,939千 円

(0.9%)増加している。

(2) 物品

当年度末現在高は1,381点で,前年度末に比べ27点増加している。これは主に,自 動四輪車類が14点,特殊用自動車類が13点減少したものの,電信機械器具類が53点増 加したためである。

合 計 876,018 868,079 7,939 0.9

( 一 財 ) つ く ば 市 国 際 交 流 協 会 出 捐 の 証 3,000 3,000 0 0.0

1,432 1,432 0 0.0

5,240 5,240 0 0.0

0 0.0

5,892 5,892 0 0.0

0 0.0

0 0.0

0.0 7,910

0.0

( 一 財 ) 茨 城 県 建 設 技 術 公 社 出 捐 の 証 280 280 0 0.0

0.0

16,000 16,000 0 0.0

社 事業 団出 資証 券 654 654 0

5,500 5,500 0

( 公 財 ) つ く ば 文 化 振 興 財 団 出 捐 の 証 668,900 668,900 6,000

116,333 116,333

27,220 27,220 6,000

0 0.0

区 分 27年度 26年度 増減額 増減率

( 公 財 ) 茨 城 県 国 際 交 流 協 会 出 捐 の 証

( 公 財 ) 茨 城 県 消 防 協 会 基 本 財 産 出 捐 の 証

0

11,657 3,718 7,939 213.5 7,910

(3) 債権

債権の状況は,次のとおりである。

(単位:千円,%)

債権の当年度末現在高は2,938,203千円で,前年度末に比べ910,424千円(44.9%)

増加している。これは主として,公共下水道受益者負担金が5,602千円減少したもの の,土地建物等貸付が653,590千円,住民税所得割が265,756千円それぞれ増加したた めである。

(4) 基金

基金残高の状況は,次のとおりである。

合 計 2,938,203 2,027,779 910,424

△ 4.2

土地建物等貸付 836,092 182,502 653,590 358.1

災害援護資金貸付金 30,361 31,701 △ 1,340

△ 100.0

住民税所得割額 2,001,763 1,736,007 265,756 15.3

公共下水道受益者負担金 46,890 52,492 △ 5,602 △ 10.7

44.9 増減率

区 分 27年度 26年度 増減額

住宅新築資金貸付金 23,097 23,297 △ 200 △ 0.9

つくば市コンベンション開催資金貸付金 0 1,780 △ 1,780

(単位:千円,%)

基金の当年度末現在高は12,297,244千円で,前年度末に比べ356,207千円(3.0%)

増加している。これは主として,つくば市公共施設整備基金が543,178千円,つくば 市下水道事業基金が163,256千円が減少したものの,つくば市減債基金が584,997千円,

つ く ば 市 学 校 教 育 施 設 整 備 基 金 が 3 6 6 , 4 1 1 千 円 , つ く ば 市 介 護 給 付 費 準 備 基 金 が 222,854千円それぞれ増加したためである。

区 分 27年度 26年度 増減額 増減率

つくば市高額療養費貸付基金 25,000 25,000 0 0.0

つくば市土地開発基金 204,747 204,701 46 0.0

つくば市高額介護サービス費貸付基金 3,000 3,000 0 0.0

つくば市出産費貸付基金 5,000 5,000 0 0.0

つくば市財政調整基金 3,311,469 3,309,371 2,098 0.1

つくば市つくばエクスプレス対策基金 63,403 63,387 16 0.0

つくば市公共施設整備基金 1,297,770 1,840,948 △ 543,178 △ 29.5

つくば市福祉振興基金 282,865 282,793 72 0.0

つくば市国民健康保険支払準備基金 18,528 18,518 10 0.1

つくば市下水道事業基金 460,756 624,012 △ 163,256 △ 26.2

つくば市南筑波土地改良区対策基金 1,359 2,258 △ 899 △ 39.8

作岡財産区基金 2,882 2,881 1 0.0

つくば市等公平委員会基金 4,121 3,942 179 4.5

つくば市国際交流基金 11,837 11,834 3 0.0

つくば市ふるさと創生基金 2,536 2,535 1 0.0

つくば市奨学金基金 2,986 4,784 △ 1,798 △ 37.6

つくば市減債基金 1,777,334 1,192,337 584,997 49.1

つくば市介護給付費準備基金 309,891 87,037 222,854 256.0

つくば市まちづくり事業基金 741,005 739,886 1,119 0.2

つくば市学校教育施設整備基金 2,381,175 2,014,764 366,411 18.2

アイラブつくばまちづくり寄附基金 38,535 35,213 3,322 9.4

つくば市地域雇用創出推進基金 253,460 292,669 △ 39,209 △ 13.4

つくば市医療環境整備基金 261,758 303,682 △ 41,924 △ 13.8

つくば市環境都市推進基金 135,475 170,289 △ 34,814 △ 20.4

合 計 12,297,244 11,941,037 356,207 3.0

つくば市復興まちづくり基金 0 21 △ 21 △ 100.0

つくば市総合運動公園整備基金 700,352 700,175 177 0.0

5 むすび

日本経済は,雇用・所得環境の改善が続く中で,各種政策の効果などを背景に,緩や かな回復基調が持続している。一方では,アジア新興国や資源国等の景気の下振れや,

英国のEU離脱問題など,海外経済の不確実性の高まりや金融資本市場の変動の影響な どから景気が下押しされるリスクもあり,本格的な景気回復にいたるには,依然として 予断を許さない状況である。

このような中,つくば市の平成27年度予算は,つくば市未来構想に掲げる「住んでみ たい 住み続けたいまち つくば」の実現に向けて,「人を育み,みんなで支えあうま ち」「快適で安全・安心を実感できるまち」「環境にやさしく,次世代へつなぐまち」「つ くばの資源をいかし,世界へ貢献するまち」の4つのまちづくりの理念に基づいた事業 に,重点的,優先的に取り組む予算編成となっている。

(1) 決算総額

平成27年度の一般会計,特別会計を合わせた決算総額は,歳入121,853,183千円,

歳 出 1 1 7 , 4 1 1 , 1 6 3 千 円 で , 前 年 度 と 比 べ , 歳 入 が 2 , 7 2 1 , 3 19 千 円 ( 2 . 3 % ) , 歳 出 が 2,470,843千円(2.1%)増加している。

(2) 一般会計

平成27年度の一般会計の歳入決算額は76,646,581千円(前年度比2,013,461千円,

2.6%減),歳出決算額は73,122,508千円(前年度比1,847,346千円,2.5%減)となっ ている。

歳入歳出差引額は3,524,073千円となり,翌年度に繰り越すべき財源487,705千円を 差し引いた実質収支は,3,036,368千円を確保しており,本年度実質収支から前年度 の実質収支を差し引いた単年度収支は,1,064,921千円の黒字となっている。

歳入については,市税が42,111,750千円となり,前年度に比べ603,936千円(1.5%)

増加している。主な要因としては,市民税のうち,法人市民税が242,448千円(5.8%)

減 少 し た も の の , 個 人 市 民 税 が 4 4 3 , 2 5 0 千 円 ( 2 . 9 % ) , 固 定 資 産 税 が 3 3 5 , 24 7 千 円

(1 .8 %),そ れぞ れ増 加し たこ とに よる もので ある 。ま た, 消費税 率8%へ の引上 げに伴い,地方消費税交付金が1,401,373千円(53.5%)増加しているほか,繰入金 が306,534千円(32.7%),国庫支出金が167,872千円(1.8%),諸収入が116,968千 円(5.8%),県支出金が105,409千円(2.4%)それぞれ増加している。

一方,市債については,教育債及び消防債の減少などにより3,999,510千円(55.8

%)減少しているほか,繰越金が516,831千円(12.3%),地方交付税が448,941千円

(23.2%)それぞれ減少している。

歳出については,民間保育所運営委託料,国民健康保険特別会計繰出金及び民間教

育施設運営委託料などにより,民生費が1,298,110千円(4.8%),道路土地購入費,

補償金及び道路新設改良工事などにより,土木費が750,465千円(9.1%),プレミア ム商品券事業委託料などにより,商工費が167,280千円(19.9%)それぞれ増加した ものの,学校用地取得費や消防庁舎建設工事などの減少により,教育費が3,189,629 千円(24.2%),消防費が1,454,352千円(28.9%)それぞれ減少している。

目的別歳出の構成比率は,民生費が38.8%と最大となっており,次に教育費13.6%,

土木費12.3%,総務費9.2%などとなっている。

性質別歳出状況では,義務的経費が37,112,867千円(構成比50.8%)で,前年度に 比べ1,135,414千円(3.2%)の増加となっている。要因としては,公債費が229,852 千円(3.8%)減少したものの,扶助費が1,137,178千円(7.8%),人件費が228,088 千円(1.5%)増加したことによるものである。

投 資 的 経 費 は 8 , 8 4 0 , 6 5 7 千 円 ( 構 成 比 1 2 . 1 % ) で , 前 年 度 に 比 べ 4 , 7 8 3 , 9 7 9 千 円

(35.1%)減少している。これは,普通建設事業費が4,783,089千円(35.1%)減少 したことによるものである。

その他の経費は27,168,984千円(構成比37.2%)で,前年度に比べ1,801,219千円

( 7.1%) 増加して いる。主 な要因と しては, 繰出金が 497,724千円(6.5%),物件 費が449,669千円(3.6%),補助費等が434,076千円(12.9%),積立金が411,020千 円(45.8%)それぞれ増加したことによるものである。

不納欠損額は279,409千円で,前年度に比べ125,928千円(31.1%)減少している。

収入未済額は2,874,355千円で,前年度に比べ601,939千円(17.3%)減少している。

減少の主なものは,市税の407,406千円(15.5%)である。

翌年度繰越額は1,263,683千円で,前年度に比べ1,005,041千円(44.3%)減少して いる。これに不用額2,274,287千円を合わせた未執行額は3,537,970千円となり,前年 度に比べ761,132千円(17.7%)減少している。

(3) 特別会計

平成27年度の特別会計の歳入決算額は45,206,603千円(前年度比4,734,782千円,

11.7%増),歳出決算額は44,288,655千 円(前年度比4,318,190千円,10.8%増)と なっている。

歳入歳出差引額は917,947千円となり,翌年度に繰り越すべき財源134,460千円を差 し引いた実質収支は,783,488千円の黒字となっており,単年度収支も420,576千円の 黒字となっている。

国民健康保険特別会計は,前年度に比べ,歳入では,主に共同事業交付金などの増 により,3,813,818千円(20.6%)増加している。歳出では,主に共同事業拠出金な どの増により,3,551,012千円(19.2%)増加している。

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